一般財団法人日本情報経済社会推進協会

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2026.03.30

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JIPDECセミナー「AIのリスクマネジメントとAIマネジメントシステム(AIMS)認証の最新動向」【オンデマンド配信】

近年、AI技術、特に生成AI技術の進展・普及が活発化したことにより、業務効率化や新たなビジネス創出が進む一方、ディープフェイクによる誤情報の拡散、プライバシー侵害、AIによる不当な判断などの社会的リスクが顕在化しています。また、サイバーセキュリティの分野では、AIが防御強化に活用される一方で、AIを悪用したサイバー攻撃の高度化等による新たな脅威も生まれており、これらに適切に対処することは企業にとって重要な経営課題となっています。
このようにAIの社会実装が国際的に加速するなかで、企業・組織にはサイバーセキュリティとAI ガバナンスを両立しながら、リスクを管理し安全に活用する仕組みづくりが求められています。

本セミナーでは、国際的なサイバーセキュリティ・AIに関するマネジメントのポイントを概観するとともに、企業がAIのリスクに体系的に取り組む手法の一つであるAIマネジメントシステム(ISO/IEC 42001)の制度・仕組み、さらに実際の導入事例を通じてその具体的な活用方法をご紹介します。

開催要領

主催

一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)

配信期間

2026年4月20日(月) 17:00まで

視聴方法

Zoomビデオウェビナーによるオンデマンド配信(動画4本/計約100分)

※参加申込完了後、フォームの自動返信メールで視聴用URLをご連絡します。
※自動返信メールが到着しない場合は、セミナー事務局までお問い合わせください。
※ご利用の環境によりご視聴いただけない場合がありますことをご了承ください。

参加費

無料(参加申込みが必要です)

参加対象

・AIのリスクマネジメントに関心がある方
・AIに関する認証制度・標準化動向に関心のある方

備考

・本セミナーは事前に収録した内容を配信するものです。
・期間限定となりますので、お申し込み後、早めにご視聴ください。
・動画視聴後、アンケートにご回答いただいた方には資料のダウンロードサイトをご案内いたします。

プログラム

開会挨拶(動画1:約5分)

開催挨拶

JIPDEC 常務理事 山内 徹

基調講演(動画1:約30分)

「AI ガバナンス・セキュリティと政策動向 AIリスク 「技術課題」から「経営の意思決定課題」へ転換」

マサチューセッツ工科大学サイバー・AIセキュリティマネジメントコンソーシアム(CAMS) 副統括責任者
慶応義塾大学 特任教授
ミュンヘン工科大学AI倫理研究所客員教授 藤末 健三氏

MITスローン経営大学院の藤末健三氏による、AI時代のセキュリティ指針 。AIリスクを「技術」ではなく「経営の意思決定課題」と捉え 、防御突破を前提とした「レジリエンス(回復力)」の構築を提唱しています 。
主なポイントは以下の通りです:
二つの守り: 「AIで守る(効率化)」と「AIそのものを守る(攻撃対策)」の両立 。
経営の設計: 危機発生時の「72時間」における意思決定プロセス(停止権限や優先順位)の事前策定 。
文化と組織: 従業員が「違和感」を報告できる組織文化の醸成と、サプライヤーとの「選別」から「育成」へのシフト 。
今後はISO/IEC 42001等の国際標準に基づき、AIを既存の管理体制へ統合することが求められます 。

概要紹介(動画2:約20分)

「AIMS適合性評価制度の概要」

ISMS-AC ISMS/AIMS/ITSMS/BCMS認定主任審査員 郡司 哲也

ISO/IEC 42001:2023は、安全・安心なAIシステムの開発、提供及び利活用を目指すための仕組みを規定しており、AIに係る国際規格として関心が集まっています。本講演では、ISO/IEC 42001に基づくAIマネジメントシステム(AIMS)適合性評価制度について、関連する国際動向等を紹介しつつ、制度の仕組み等についてご説明します。

ISO/IEC 42001認証事例紹介(動画3:約25分)

「AIMSを通じたAIガバナンスの「実装」」

株式会社Godot 共同創業者、CTO(Chief Technical Officer) 鈴井 豪氏

AIガバナンスをAIMSを通じてどのように構築していったか、その具体的な経験と、AIと人が協力してAIガバナンスを強化している弊社の最新の取り組みを紹介します。

ISO/IEC 42001認証事例紹介(動画4:約25分)

「生成AIソリューション「LITRON®️ Generative Assistant」 の開発および提供」

株式会社NTTデータグループ グローバルガバナンス本部 Technology Governance部長 伏田 享平氏

NTTデータグループのAIガバナンス、および生成AIソリューション「LITRON® Generative Assistant」のISO/IEC 42001認証取得までの経緯や具体的な取組について紹介します。

講師プロフィール

  • 藤末 健三氏

    MITビジネススクールのサイバー・AIセキュリティマネジメントコンソーシアム(CAMS)アソシエイト・ディレクター(副統括責任者)。
    ミュンヘン工科大学AI倫理研究所客員教授
    慶應義塾大学 特任教授、インド工科大学ハイデラバード校特任教授、韓国先端科学技術院特任教授、オックスフォード大学インターネットインスチチュート前上級客員研究員など、国際的な研究ネットワークを構築。

    MITスローン経営大学院およびハーバード・ケネディスクールで修士学位を取得。早稲田大学および東京工業大学で博士号を取得。
    学術・政治活動に加え、プロボクサーライセンスを保持し、現在もトレーニングを継続。

  • 鈴井 豪氏

    株式会社Godot 共同創業者 兼 CTO

    カリフォルニア大学バークレー校大学院でデータサイエンスを研究した後、国内のGovTechスタートアップに参画。チーフ・データサイエンティストを務めたのち、株式会社Godotを共同創業し、CTOに就任。その後、日本のスタートアップとして初めてオーストリア・ウィーンの子会社 Godot GmbH の設立を主導し、現地代表に就任。ヨーロッパにおける共同プロジェクトの推進や補助金の獲得、AI Act対応を牽引したのち帰国。この間、米国ジョージア工科大学大学院にて大規模言語モデルやAIエージェントを研究。帰国後は、日本初となるAIマネジメントシステムの国際認証 ISO/IEC 42001 の取得を主導。同社CTOとして、AIプロジェクト全体の統括とAIリスク管理を担う。

  • 伏田 享平氏

    株式会社NTTデータグループ グローバルガバナンス本部 Technology Governance部長 

    2010年に博士号取得後、大学にて2年間博士研究員、特任教員としてソフトウェア工学に関する教育研究活動に従事。
    2012年、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(現:株式会社NTTデータグループ)に入社。ITシステム開発・管理に 関わる研究開発、ミッションクリティカルシステムの開発支援、NTTでの事業開発、グローバル戦略策定を経て、2023年よりNTT DATAにおけるAIガバナンス活動を所掌。
    博士(工学)。東北大学未踏スケールデータアナリティクスセンター特任教授。

  • 郡司 哲也

    ISMS-AC ISMS/AIMS/ITSMS/BCMS認定主任審査員

    2020年4月より、JIPDECセキュリティマネジメント推進室に所属し、一般社団法人情報マネジメントシステム認定センター(ISMS-AC)出向。
    JIPDEC セキュリティマネジメント推進室では、情報マネジメントシステムの適合性評価制度の普及・推進と、制度が参照する国際標準化活動にも参画しつつ、ISMS-ACの認定審査員として、ISMS/AIMS/ITSMS/BCMS認証機関の認定審査も実施。