JIPDECについて

会長挨拶

 ITが社会にもたらす恩恵は、業務や作業の効率性、正確性など量的なものから生活や経済活動全般の質的なものへと変化を遂げています。世界規模の環境問題やエネルギー問題への対応、各種産業が融合した新たなサービスと市場の創出、公正で公平な社会システムのデザイン、「人として」より良く生活するためのサポートなど、社会、経済のあらゆる側面で電子情報利活用の可能性が模索されています。その一方で、利活用を促進するためには、情報の適切な保護など、すべての関係者が安心感を持つことができ、安全性が担保された社会基盤の確立が不可欠です。

 JIPDECは、昭和42年の創立以来、半世紀近くの間、わが国における情報化推進のため、技術的・制度的課題の解決のために様々な活動を展開してまいりました。

 現在は特に、安心・安全かつ効果的な電子情報利活用の促進を図るため、政府や産業界、学識者、関係団体・組織、消費者と協力関係を築きつつ、地理空間情報やパーソナル情報、家庭情報等の産業横断的利用のための技術基盤と制度的課題の検討、民間電子認証制度や企業等の総合情報基盤の整備に取り組んでおります。また、企業の健全なIT統治に不可欠なマネジメントシステムの第三者評価制度であるプライバシーマーク制度やISMS/ITSMS/BCMS適合性評価制度の運用、消費者に対する認定個人情報保護団体活動、電子署名及び認証業務に関する法律に基づく指定調査機関業務などについても、これまで以上に厳正な制度運用とその普及拡大に努め、安心・安全かつ公益的な情報経済社会の社会基盤確立に向けて積極的な事業展開を行ってまいります。

 今後とも、JIPDECの活動をご理解いただくとともに、引き続き、皆様のご指導・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般財団法人日本情報経済社会推進協会
会長 牧野 力