会長挨拶

データ流通社会を支える信頼と安心のために

 当協会は、半世紀を超えて日本の経済社会の情報化を先導し推進する重要な役割の一端を担ってきております。特に近年のIoT・AI・ビッグデータに代表される地殻変動的な情報イノベーションが進む中で、個人情報保護や情報セキュリティといったデータの流通・利活用上の信頼確保に対する社会的要請の高まりに対し、この分野で実績を積み重ねてきた当協会は、プライバシーマーク事業等関連諸事業の一層の推進により社会の期待に応えてまいる所存です。

 2020年、おりしも世界は新型コロナウイルス感染症により、社会・経済活動が未曽有の危機を迎えております。この危機を乗り越えるために、テレワークへのシフト、オンラインでの診療や授業、感染者追跡アプリの利用、印鑑の不要な電子契約への移行等経済社会活動全般にわたり急速なデジタル化やデータ活用が加速化しつつあります。これに伴いデータの流通・利活用上の信頼確保の緊要性も増してきておりますが、この新たな状況への企業や個人の対応を側面から支援していくことは、当協会の責務と考えております。

 当協会は今回のコロナ危機への対応とその先にあるSociety5.0を見据えて、これまでの蓄積を最大限活用しつつ、関係官庁、関係団体との協力の下、今後とも情報化関連諸事業を推進してまいりますので、皆様方のご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年6月
一般財団法人日本情報経済社会推進協会
会長  杉山 秀二