一般財団法人日本情報経済社会推進協会

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緊急地震速報

読み方

きんきゅうじしんそくほう

緊急地震速報

地震発生時に初期微動であるP波(primaryの頭文字、秒速約7km)を捉えて、本震のS波(secondaryの頭文字、秒速約4km)がくる数秒から数十秒前に、大きな揺れに注意を促す早期警戒システム。気象庁が2004年から関東地方などで試行し、07年に全国で正式運用を始めた。

緊急地震速報は「一般向け」と「法人向け」があり、一般向けは最大震度5弱以上を予測した時に発表される。テレビやラジオ、携帯電話などから特定の警報音を鳴らして注意を喚起する。法人向けは最大震度が3以上と予測された場合に、気象関連会社や工場向けなどに揺れの到達予想時刻などを発表する。

緊急地震速報には全国220ヵ所(平成25年4月1日現在)の地震計に加え、国立研究開発法人防災科学技術研究所の高感度地震観測網(全国約800ヵ所)を利用している。