用語集

公開鍵暗号

公開鍵と秘密鍵という対をなす2種類の鍵を用いる暗号(または暗号技術)を総称して公開鍵暗号(または公開鍵暗号技術)という。公開鍵から秘密鍵を求めることは計算の手間が膨大となり事実上困難であるという特性を持っている。守秘のための方式と署名のための方式とに大別でき、前者を(狭い意味で)公開鍵暗号方式、後者を公開鍵署名方式と呼んで区別することがある。前者の意味での公開鍵暗号方式においては、平文を暗号化する時に用いる鍵(暗号化鍵)が公開鍵であり、暗号文を復号する時に用いる鍵(複合鍵)が秘密鍵である。公開鍵署名方式においては、平文に対して署名文を生成する時に用いる鍵(署名生成鍵)が秘密鍵であり、署名文を検査し平文を取り出す時に用いる鍵(署名検査・復号鍵)が公開鍵である。
(出典:「暗号調達のためのガイドブック」)