IT-Report

IT-Report 2020 Spring

発行にあたって

IT-Report 2020 Spring

 本誌「JIPDEC IT-Report 2020 Spring」では、JIPDECが2011年から継続して行っているIT利活用にかかわる「企業IT利活用動向調査2020」の結果をとりまとめ、紹介しています。

 経年調査を行っている経営課題については、2019年4月に施行された働き方改革法により、「働き方改革」や「情報セキュリティ強化」を重視する動きが高まってきています。働き方改革への取組みについては、2019年調査に比べ、経営目標に挙げている企業の割合が上昇し、また法人向けコミュニケーションツールの利用や、在宅勤務、テレワーク用のセキュリティ規程の整備・教育など、具体的な対策が進んでいることがわかりました。一方で、働き方改革の実現に重要な役割を示すクラウドサービスの利用に関しては、何らかの形でクラウドサービスを利用している割合は約9割となりましたが、その半数は一部のみの利用にとどまっています。
 2020年は個人情報保護法 いわゆる3年後の見直しの時期に該当し、現在法改正にむけ審議が進められていますが、企業の経営課題として「法規制(個人情報保護法)への対応」に意識が高まってきているなか、特に改正内容のうち、「個人識別符号の定義と範囲、取扱い」への関心が高いことがわかりました。
 企業がセキュリティ対策を重視する中、十分なセキュリティ対策が講じられているかを第三者の立場で客観的に判断する手段として、認定/認証制度やセキュリティ監査がありますが、今回の調査で、回答企業の約8割が定期的または不定期に情報セキュリティ監査を実施していることがわかりました。
 このほか、過去1年間に受けたセキュリティインシデントの状況、セキュリティ支出の動向、情報セキュリティ対策の実施状況、情報セキュリティ製品の導入状況など、広範囲にわたる企業IT化の現状について、経年分析を含めて報告しています。
 あわせて、2019年10月から2020年3月の情報化動向をとりまとめ、紹介していますので、今後のIT環境整備の参考にしていただければ幸いです。

IT-Report 2020 Springについて

タイトル: IT-Report 2020 Spring
発行: 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
仕様: A4判 40頁
発行日: 2020年5月29日
※冊子版もありますので、入手ご希望の方は「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。

目次

  • 【特集】「企業IT利活用動向調査2020」にみるIT化の現状

 1.調査概要
 2.経営における情報セキュリティの位置づけ
 3.認定/認証制度に対する意識
 4.国内外の個人情報保護施策への取組み
 5.セキュリティ製品/技術の利用動向
 6.働き方改革とクラウドサービスの動向
 7.電子署名/電子契約など
 8.総評
 回答者プロフィール

<資料編>
 情報化に関する動向(2019年10月~2020年3月)

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