2016.02.29
イベント
平成27年度森林情報高度利活用技術開発事業 事業報告会
資料は本ページ プログラム内に掲載しています。
様々な森林情報の分析と、実効性の高い森林整備計画・森林経営計画を作成することが求められている一方で、それらの森林情報を取り扱う森林GISの導入・運用コストが課題となっています。さらに、都道府県や市町村ごとに独自のシステムとなっており、データの交換を行うことが困難な状況となっています。
本事業では、これらの課題を解決するクラウド技術を効率的かつ安全に活用することを目的とした、森林クラウドシステムの標準仕様の作成及び標準仕様を用いた森林クラウドシステムの開発実証を行い、森林情報の活用に向けた実務へのサポートを行いました。
本事業報告会では、これらの事業成果についてご報告いたします。
開催概要
主催 | 住友林業株式会社、住友林業フォレストサービス株式会社、 一般財団法人日本情報経済社会推進協会、一般社団法人日本森林技術協会、 株式会社パスコ、パシフィックコンサルタンツ株式会社 |
日時 | 2016年3月14日(月)13:30-16:30(受付開始13:00) |
場所 | 主婦会館プラザエフ 9階 スズラン(東京都千代田区六番町15) |
定員 | 150名(定員になり次第受付は締め切らせていただきます。) |
参加費 | 事業報告会: 無料 懇親会: 4,500円 (報告会終了後に、17時より同主婦会館にて懇親会を開催します。 懇親会費は当日会場にて現金でのお支払いをお願いいたします。) |
お申し込み | お申し込みはこちらから |
プログラム
13:00 受付開始
13:30-13:35 開催挨拶
13:35-13:55 森林クラウドシステム標準化事業及び標準仕様の概要
住友林業株式会社 岡田 広行
森林クラウドシステム標準化事業の事業概要と、本事業を通して検討・作成した標準仕様についてご説明します。
13:55-14:15 林業事業体及び木材需要者に対する聞き取り調査結果の報告
住友林業株式会社 立山 健太郎
本事業で実施した、林業事業体及び木材需要者への聞き取り調査の調査結果についてご報告します。
14:15-14:35 森林クラウド利用のためのトラストフレームワーク
一般財団法人日本情報経済社会推進協会 那須野 元庸
森林クラウドシステムを安全に活用するための「森林クラウドトラストフレームワーク」の構築に関する調査・検討の成果をご報告します。
14:35-14:55 森林情報のオープンデータ化に関する調査報告
一般財団法人日本情報経済社会推進協会 須永 卓也
オープンデータの取り組みが全国的に進められる中で、地方自治体での森林情報の公開状況とオープンデータ化の取組みをご報告します。
15:05-15:25 今後の森林情報の運用のあり方を支える森林クラウドの導入モデル
一般社団法人日本森林技術協会 吉田 城治
増大する森林情報の収集・管理の効率化のための、森林情報の空間的管理手法の提案と、それを支える森林クラウドの導入モデルについてご紹介します。
15:25-15:55 標準仕様の実証とクラウドの活用事例(秋田県・兵庫県)
パシフィックコンサルタンツ株式会社 中村 尚
森林クラウドにおけるシステムやデータの標準仕様への対応及び兵庫県サントリーの森における森林クラウドの活用事例をご報告します。
15:55-16:25 森林クラウドを活用した行政手続きの効率化とデータ流通(長野県・熊本県)
株式会社パスコ 菊池 譲
森林クラウドを用いた電子申請の第一弾として実装した伐採届申請機能の有効性検証と、同機能の運用上で蓄積したデータの活用方法についてご提案します。
16:25-16:30 総括
お問い合わせ
本報告会に関するお問い合わせは下記事務局宛てお願い致します。
一般財団法人日本情報経済社会推進協会 電子情報利活用研究部