2014.08.11
プレスリリース
「安心マーク」を表示したメールマガジン配信の開始について
2014年8月11日
株式会社常陽銀行
一般財団法人日本情報経済社会推進協会
常陽銀行(頭取 寺門 一義)は、このたび、日本情報経済社会推進協会(会長 牧野 力、以下JIPDEC)と協力して、金融機関で初めて「安心マーク」表示したメールマガジン配信を開始しますので、下記のとおりお知らせいたします。
本件は、個人向けインターネットバンキング「アクセスジェイ」のメール情報サービス(※1)をはじめとした各種メールマガジン(以下、メルマガ)配信にあたり、Webメール利用者向けのなりすまし・フィッシング対策を実施するものです。
常陽銀行は、今後とも、インターネットを介した各種サービスを安心してご利用いただけるよう、セキュリティ対策の強化に取り組んでまいります。
また、JIPDECは各種サービスが安心して利用できるようインターネット環境の改善に取り組んでまいります。
記
1.実施開始日
平成26年8月15日(金)
2.安心マークとは
「安心マーク」とは、パソコンやスマートフォンで利用者が多いWebメールにおいて、なりすましメールを一目で区別できるマークのことです。平成25年7月の参議院議員選挙のネット選挙運動を機に、政党からのメールマガジンに採用されています。
メール受信箱の一覧で本物のメールであることを表す「安心マーク」を表示することにより、メールを開封することなく真贋判定ができるため、安全性を大きく向上することができます。
3.導入の背景
金融機関を装ったなりすましメールによって虚偽のWebサイトへ誘導され、暗証番号やパスワード等を詐取されるフィッシング詐欺などの被害が発生しているほか、スマートフォン、タブレット端末等の普及により、Webメール利用者も急増しているため、従来の認証技術では対応が難しかったWebメールでのなりすまし対策を実施するものです。
常陽銀行では、すでに平成23年9月16日からメルマガ配信の際に、パソコンのメールソフト上で真贋判定が可能な電子署名(S/MIME)によるセキュリティ対策を実施しておりますが、このたびWebメールを利用するお客様にも有効な対策として、「安心マーク」の採用を決定いたしました。
4.本サービスの対象メールサービスおよびサービスを構成する関係企業様
今回常陽銀行が採用した「安心マーク」の対象となるWebメールは、ニフティ株式会社、ヤフー株式会社のWebメールとなります。
常陽銀行はシナジーマーケティング株式会社が提供する送信ドメイン認証の仕組みを利用してお客様へ電子メールを送信します。この電子メールをニフティ株式会社、ヤフー株式会社のWebメールで受信する際には、JIPDECの提供する「サイバー法人台帳ROBINS(※2)」の情報を用いることで、お客様の画面に「安心マーク」が表示されます。
<安心マークのシステムイメージ>
<Webメール表示イメージ(PC)>
■ニフティ株式会社(@niftyメール)
■ヤフー株式会社(Yahoo!メール)
<Webメール表示イメージ(スマートフォン)>
■ニフティ株式会社(@niftyメール)
■ヤフー株式会社(Yahoo!メール)
※1:常陽銀行では、個人向けインターネットバンキングの契約者様を中心に、キャンペーン情報やセキュリティに関する情報、おすすめサービスのご案内などを定期的に配信しております。
※2:「サイバー法人台帳ROBINS」
法人、団体、個人事業者について、名称、メールドメインなどのオフィシャルな情報を提供するサービスで、JIPDECが運営しています。