2018.09.25
イベント
第78回JIPDECセミナー「リスクマネジメント最前線 組織経営の目的達成のためのリスクマネジメント ISO31000:2018改訂のポイント」
2018年2月、国際標準規格「ISO31000:2018リスクマネジメント-指針」が9年ぶりに改訂されました。規格では「リスク」を「目的に対する不確かさの影響」と定義し、経営環境が変化するなかで組織の価値の創出と保護のためにリスクマネジメントを実施することを明示しました。経営状況の把握、リスク基準、リスクアセスメント、リスク対応、モニタリングとレビューなどのプロセスと、そのプロセスを効果的に運用する「枠組み」を示し、さらに、経営者層に対し、組織全体の活動に対するリスクマネジメントの構築を責務とするなど、本規格は業種、業態、企業規模の大小にかかわらず、あらゆる組織に参考となる指針です。
今回は、ISO31000リスクマネジメント規格国内ワーキンググループ委員である、東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 主幹研究員 指田朝久氏に本規格の改訂のポイントと、リスクマネジメント構築上の注意点について解説していただきます。
開催概要
主催 | 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) |
日時 | 2018年10月18日(木)14:00-15:30(受付開始13:30) |
場所 | 六本木ファーストビル 1F JIPDEC会議室(東京都港区六本木1-9-9) |
定員 | 70名(定員になり次第受付は締め切らせていただきます。) |
参加費 | 次世代電子情報利活用推進フォーラム会員企業の方: 無料 一般: 5,400円(消費税400円込) (当日会場にて現金でのお支払いをお願いいたします。 領収書、受講証が必要な場合は、お申し込み時に 備考欄にその旨お書き添え下さい。) 会員企業の方はどなたでも無料でご参加いただけます。 |
お申し込み | 本イベントは終了しました |
プログラム
13:30 受付開始
14:00-15:30 「ISO31000-2018年版:リスクマネジメント-指針の経営への活用」
(質疑応答を含む)東京海上日動リスクコンサルティング株式会社
主幹研究員 指田 朝久 氏
【概要】
リスクマネジメントに関する国際標準規格ISO31000が改定されました。労働安全、損害保険、情報セキュリティ、金融工学、そして内部統制など様々な分野ですすめられてきたリスクマネジメントのプロセスを標準化することによりISO31000は2009年に成立しました。今回世界経済のグローバル化などの時代環境を踏まえて、より経営に直結する形で本規格が改定されました。また、品質管理、環境管理など一連のマネジメントシステム規格の標準化に伴い、これらの規格の中でこのリスクマネジメント規格が取り込まれるなど、経営の観点から関連規格同士の考え方の整合性も図られてきています。
ここでは、ISO31000-2018の解説を行うとともに、企業全体のリスクマネジメントであるERMへの適応や、品質管理などのマネジメントシステムへの適応など、企業の実務にどのように活用していけばよいかについて解説します。
リスクマネジメントに関する国際標準規格ISO31000が改定されました。労働安全、損害保険、情報セキュリティ、金融工学、そして内部統制など様々な分野ですすめられてきたリスクマネジメントのプロセスを標準化することによりISO31000は2009年に成立しました。今回世界経済のグローバル化などの時代環境を踏まえて、より経営に直結する形で本規格が改定されました。また、品質管理、環境管理など一連のマネジメントシステム規格の標準化に伴い、これらの規格の中でこのリスクマネジメント規格が取り込まれるなど、経営の観点から関連規格同士の考え方の整合性も図られてきています。
ここでは、ISO31000-2018の解説を行うとともに、企業全体のリスクマネジメントであるERMへの適応や、品質管理などのマネジメントシステムへの適応など、企業の実務にどのように活用していけばよいかについて解説します。