第92回JIPDECセミナー
制御系システムの現状と課題
 ~ビルシステムを事例として~

※本セミナーは終了しました。※

 昨今、マルウェア、フィッシング詐欺など、企業/組織を標的とするサイバー攻撃被害が相次いで報告されています。以前は組織の基幹システムやウェブサイトが対象とされていたのに対し、昨今、海外では電力、水道などの重要インフラ、病院、製造工場、ビル等の制御系システムにまで攻撃対象が拡大し、大規模なセキュリティ事故が発生しています。
 制御システムの場合、たった1つのシステムへの攻撃が各地の工場やビル全体にまで感染範囲が拡大し、結果として全館機能停止、生産ライン停止、制御不能などの多大な影響をもたらす可能性もあることから、IPAが2018年に「制御システムのセキュリティリスク分析ガイド」(第2版)を公開するなど、制御系システムに対するセキュリティ対策強化に向けた取組みが進められています。
 そこで、本セミナーでは、イーヒルズ株式会社 取締役 渡部 宗一氏に、国内外の制御系システムを狙った大規模サイバー攻撃事例の原因と被害状況や影響、制御システムの現状と問題点等について、解説していただきます。

開催要領

    
主催 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
日時 2020年2月6日(木)15:00-16:45(受付開始14:30)
場所 JIPDEC会議室(東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビル1F)
定員 70名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
参加費 次世代電子情報利活用推進フォーラム会員企業の方: 無料
会員企業の方はどなたでも無料でご参加いただけます。

一般: 5,500円(消費税500円込)
(当日会場にて現金でのお支払いをお願いいたします。
領収書が必要な場合はお申し込み画面より宛名種別をお選びの上お申し込み下さい。
受講証が必要な場合は、お申し込み時に備考欄にその旨お書き添え下さい。)
お申し込み 終了しました

プログラム

14:30     受付開始

15:00-16:45 制御系システムの現状と課題〜ビルシステムを事例として〜

イーヒルズ株式会社 取締役  渡部 宗一 氏


 発電所や工場、交通機関、ビルなどの運営管理は情報系システムと同様の『制御系システム』と呼ばれるITシステムで行われている。このシステムは今までインターネットと繋がることが少なかったためサイバー攻撃とは無縁と考えられていたが、制御の高度化やコスト低減のために直接・間接的にインターネットに繋がるようになり、結果としてサイバー攻撃の対象となることも増えてきた。
 幸いに日本では制御系システムへの大規模なサイバー攻撃や事故は発生していないが、海外では2000年以降頻発している。
 一方、制御系システムは情報システムと同様の機器を利用しているため、サイバーセキュリティ対策も情報系と同様に行えると思われがちだが、両者のシステム運用目的・形態が異なる事から全く同様な対策をとることはできない。この分野の研究も遅れており、適切な対策が普及しているとは言い難い。
 今回は、ビルの制御システムを事例として、制御系システムの現状と対策を講じる上においての課題を説明する。