JIPDECメールマガジン

JIPDECインフォメーション第161号(2017年7月25日)

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□■    JIPDECインフォメーション第161号(2017年7月25日)

 
安心、安全な情報利活用に関心をお持ちの方、JIPDECの日々の活動にご理解を
いただいている方に、JIPDECの各種サービス/制度/イベントや官公庁の情報
政策など、さまざまな情報をお届けします!


■ 今月の記事一覧━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 ・ニュースリリース
  -東京商工リサーチとJIPDECが連携し、インターネットでの企業情報の提
   供を拡充~330万社の情報更新年月の表示~

・セミナー・イベント情報
  -プライバシーマーク審査員の募集に係る説明会
  -「Global Connection」開催

 ・IoT関連最新情報
  -「第4回社会課題解決型IoT Lab Selectionの支援対象プロジェクト」公募

 ・インターネットトラスト関連最新情報
  -コラム「EU電子署名・トラストサービス動向」掲載
  -ROBINS紹介記事掲載

 ・プライバシーマーク制度最新情報
  -JIS Q 15001改正の意見受付公告について
  -「改正個人情報保護法へのプライバシーマーク制度の対応方針について」
    FAQ全面改訂
  -「プライバシーマーク審査員の募集」ページ公開
  -「プライバシーマーク審査員補養成研修コース」案内
 
 ・認定個人情報保護団体事務局最新情報
  -「匿名加工情報の事例集」公表

 ・ID連携関連最新情報
  -「ID連携トラストフレームワーク推進コンソーシアム」活動内容説明

 ・イベント報告/資料公開
  -日欧インターネットトラストシンポジウム資料公開
  -「JCAN証明書を使ったID連携とOffice365導入事例」資料公開
  -「Stop! 迷惑メールの日」でなりすまし対策紹介

 ・講演情報
  -「地方自治体情報システム改革研究会」講演

 ・登録情報
 ・ワンポイント!用語解説(今月のOne-Word)
 ・JIPDEC後援・協賛のイベント情報
 ・官公庁のニュースピックアップ
 ・海外トピックス


■ Top News!━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【ニュースリリース】

★[サイバー法人台帳ROBINS](TSR企業情報,更新年月追加,情報の鮮度)
 東京商工リサーチとJIPDECが連携し、インターネットでの企業情報の提供を
 拡充~330万社の情報更新年月の表示~
 ※ ROBINS上でTSR企業情報に「更新時期」が追加され、掲載情報の鮮度がわ
  かるようになりました!
https://www.jipdec.or.jp/topics/news/20170712.html


【セミナー・イベント情報】

★[プライバシーマーク審査員募集説明会]
 「プライバシーマーク審査員の募集に係る説明会」開催のご案内
 プライバシーマーク審査員補の資格をお持ちの方、もしくは審査員の仕事に
 関心がある方を対象に、プライバシーマーク審査の実務について説明します。
https://privacymark.jp/shinsain/training_info.html

★[Globl Connection開催]
 Global Connectionがスケールアップ!今年もCEATEC JAPANで開催
 昨年に引き続き、今年もCEATEC JAPAN会場においてGlobal Connectionを開
 催します。今回は、ASEAN、インド、イスラエル、EUから約40社を招聘予定
 です。
 現在、IoT推進ラボ会員ホームページで招聘候補企業選定の「いいね投票」
 を実施しています(締切:7月28日(金))。
 また、本イベントへの参加日本企業は8月8日(火)から募集を開始します。
 (締切:8月29日)
 ぜひ「いいね投票」および本イベントに参加ください。
https://iotlab.jp/common/pdf/Global_Connection_Recruitment_Instructions_2017.pdf


■ JIPDEC Now(JIPDEC事業のトピックス)━━━━・・・・・‥‥‥………

 JIPDEC事業に関するさまざまな話題をご紹介しています。

【IoT】

★[IoT推進ラボ]
 第4回 IoT Lab Selection開催 プロジェクト公募中
 IoT推進ラボでは現在、第4回社会課題解決型IoT Lab Selectionの支援対象
 プロジェクトを公募しています。
 今回のテーマは「ものづくり」-Connected Industries-です。
 支援対象プロジェクトは、一次・二次審査の上、10月開催のCEATEC JAPANで
 行われる最終審査によって決定します。
 応募期限は7月31日(月)12:00です。多数のご応募をお待ちしています。
https://iotlab.jp/jp/selection.html


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【インターネットトラスト】

★[コラム](eIDAS,トラストサービス)
 インターネットトラストに関する最新トピックスをコラムにまとめ、公開し
 ています。
 「1. EU電子署名・トラストサービス動向」として、JIPDEC客員研究員 濱口総
 志が、欧州における電子署名を含むトラストサービス等の動きを紹介してい
 ます(6回連載)。
https://itc.jipdec.or.jp/itccolumn/index.html
 今回はコラム(4)~(6)を公開しました。
(1)リモート署名
(2)eIDAS規則
(3)欧州におけるトラストサービスと適格トラストサービス
(4)eIDAS規則を取り巻く産業界の動き
(5)eIDAS規則で広がるサービス
(6)eIDAS規則と米国との連携

★[ROBINS紹介記事掲載]
 中小企業向けIT経営マガジンCOMPASSに、「サイバー法人台帳ROBINS」およ
 び「経営労務診断サービス」についての記事が掲載されます。ぜひご覧くだ
 さい。(2017年秋号 8月5日(土)発行予定)
https://www.compass-it.jp/


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【プライバシーマーク】
 
★[制度]JIS Q 15001改正の意見受付公告について
日本工業標準調査会よりJIS Q 15001の意見受付が開始されました。
プライバシーマーク推進センターの対応方針等については順次公表予定です。
https://privacymark.jp/news/2017/0720/index.html

★[制度]
 「改正個人情報保護法へのプライバシーマーク制度の対応方針について」
 FAQを全面改訂しました。(6月26日更新)
https://privacymark.jp/info/kaisei_info/index.html

★[制度]
 「プライバシーマーク審査員の募集」ページを公開しました。
 プライバシーマーク推進センターでは、審査業務を担う人材の拡充を重要視
 して、審査員の募集を広く行っています。
https://privacymark.jp/shinsain/recruitment.html

 「プライバシーマーク審査員の募集に関わる説明会」も開催しますので、審
 査員補の資格をお持ちの方、もしくは審査員の仕事に関心がある方は、ぜひ
 ご参加ください。
https://privacymark.jp/shinsain/training_info.html

★[制度]
 「プライバシーマーク審査員補養成研修コース」のご案内
 プライバシーマーク指定研修機関では、審査員養成のための各種研修を実施
 しています。組織内の個人情報保護担当者の育成にも役立つ内容ですので、
 ぜひ受講をご検討ください。
 「審査員補養成研修コース」は各研修機関へのお申込みとなります。
https://privacymark.jp/shinsain/training.html


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【認定個人情報保護団体事務局】

★[お知らせ]
 匿名加工情報の事例集を公表しました。また、匿名加工情報の取り扱いを検
 討されている当認定団体対象事業者の皆様からのご相談を受け付けています。
https://www.jipdec.or.jp/protection_org/privacy_policy.html


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【ID連携関連情報】

★[ID連携]
 6月27日(火)にID連携トラストフレームワーク推進コンソーシアムの今年
 度第1回目の会合を開催し、今年度の活動内容等を説明しました。
 今年度はMETIのID連携TFルール案とNIST SP800-63-3を踏まえた、実ユース
 ケースを想定した自主ルール策定の検討や、官民データ連携関連動向に関す
 る勉強会等を開催予定です。
 活動の詳細については電子情報利活用研究部にお問い合わせください。
https://www.jipdec.or.jp/kaiin/idftf.html


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【イベント報告/資料公開】

★[インターネットトラスト,ETSI]
 2017年7月4日(火)開催の「日欧インターネットトラストシンポジウム」に
 多くの方にご来場をいただき、ありがとうございました。
 下記サイトに、すべての講演者の資料を公開していますのでご覧ください。
https://itc.jipdec.or.jp/event/20170704.html

★[JCAN証明書,Office365]
 6月27日(火)に「Office365で実現するワークスタイル変革」(主催:株式
 会社セシオス、株式会社JCCH・セキュリティ・ソリューション・システム
 ズ)でご紹介したJIPDECの「JCAN証明書を使ったID連携とOffice365の導入
 事例」の内容を公開しています。
https://www.slideshare.net/privateCA_Gleas/jcanidoffice-365

★[なりすまし対策]
 一般財団法人日本データ通信協会主催の「Stop! 迷惑メールの日」におい
 て、JIPDECのなりすましメール対策(「安心マーク」「エスマいぬ、ディー
 キいぬ」)を紹介しました。
http://www.dekyo.or.jp/soudan/anniv/


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【講演情報】

★[自治体向けICT最新情報紹介]
 東京(7月27日(木)~28日(金))、名古屋(8月2日(水)~3日(木))、
 大阪(8月8日(火))~9日(水))で開催される「地方自治体情報システ
 ム改革研究会」において、自治体関連ICT最新情報について、インターネッ
 トトラストセンター 高倉万記子が講演します。また、同イベントに「安心
 マーク」、「ROBINS」の紹介ブースを出展します。
https://www.jip.co.jp/event/


■ 登録情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

★[プライバシーマーク付与事業者]15,347事業者[2017/7/24現在]
https://privacymark.jp/certification_info/list/clist.html

★[認定個人情報保護団体対象事業者]10,704事業者[2017/7/21現在]
https://www.jipdec.or.jp/protection_org/ninteikojin/list.html

★[CBPR認証事業者]1事業者[2016/12/20現在]
https://www.jipdec.or.jp/protection_org/cbpr/list.html

★[ISMS認証取得組織]5,289組織[2017/7/24現在]
https://isms.jp/lst/ind/index.html

★[ISMS認証機関]26機関[2017/7/19現在]
https://isms.jp/lst/isr/index.html

★[ITSMS認証取得組織]204組織[2017/7/21現在]
https://isms.jp/itsms/lst/ind/index.html

★[ITSMS認証機関]8機関[2017/7/19現在]
https://isms.jp/itsms/lst/isr/index.html

★[BCMS認証取得組織]94組織[2017/7/11現在]
https://isms.jp/bcms/lst/ind/index.html

★[BCMS認証機関]6機関[2017/7/19現在]
https://isms.jp/bcms/lst/isr/index.html

★[CSMS認証取得]4組織[2017/6/13現在]
https://isms.jp/csms/lst/ind/index.html

★[CSMS認証機関]2機関[2017/4/18現在]
https://isms.jp/csms/lst/isr/index.html

★[サイバー法人台帳ROBINS 企業情報登録]4,513,493件[2017/7/25現在]
https://robins.jipdec.or.jp/robins/

★[標準企業コード]26,678件[2017/7/24現在]
 標準企業コードリスト(CSV、PDF、検索サイト)
https://cii-kcode.jipdec.or.jp/code_list.html

★[認定認証業務]12業務[2017/1/5現在]
https://esac.jipdec.or.jp/srvList.html


■ ワンポイント!用語解説(今月のOne-Word)━━・・・・・‥‥‥………

★【法人インフォメーション】
 法人番号の開始に伴い、政府のIT戦略である「世界最先端IT国家創造宣言」
 (閣議決定)に基づき運用している情報提供サイト。法人が政府より受けた
 補助金や表彰、許認可等の法人活動情報を掲載。
 2017年7月4日より特許情報(特許・意匠・商標)を追加。
http://hojin-info.go.jp/hojin/TopPage

★情報経済社会の最新用語を「情報ライブラリー」で解説しています。
https://www.jipdec.or.jp/library/word/index.html


■ JIPDEC後援・協賛のイベント情報━━━━━━━━━━━━・・・・・‥

・Security Days Fall 2017 Tokyo
[会期]2017年9月27日(水)~9月29日(金)
http://www.f2ff.jp/secd/2017/fall/

・Security Days Fall 2017 Osaka
[会期]2017年9月26日(火)
http://www.f2ff.jp/secd/2017/fall/

・第19回自動認識総合展
[会期]2017年9月13日(水)~9月15日(金)
http://www.autoid-expo.com/tokyo/

・ソフトウェア品質シンポジウム2017
[会期]2017年9月13日(水)~9月15日(金)
https://www.juse.jp/sqip/symposium/

・第6回データビジネス創造コンテスト~スポーツ×アナリティクスによる未
 来創造
 予選エントリー締切
[会期]2017年8月15日(火)
http://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/dig6/

・SECCON 2017×CEDEC CHALLENGE
[会期]2017年8月1日(火)~8月15日(火)
https://2017.seccon.jp/

・第17回毎日パソコン入力コンクール(秋季大会)募集期間 
[会期]2017年7月12日(水)~10月20日(金)
https://maipaso.net/

・U-22 プログラミング・コンテスト2017応募作品受付期間
[会期]2017年7月3日(月)~8月24日(木)
http://www.u22procon.com/


■ 官公庁のニュースピックアップ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥

【組織改編】

<経済産業省>

・経済産業省組織令の一部を改正する政令が閣議決定されました[2017/6/30]
http://www.meti.go.jp/press/2017/06/20170630010/20170630010.html


【セキュリティ】

<内閣サイバーセキュリティセンター>

・NISC重要インフラ専門調査会第11回会合/資料公開[2017/6/29]
http://www.nisc.go.jp/conference/cs/ciip/index.html#ciip11
・「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」電子書籍
 の無料配信を開始[2017/7/13]
http://www.nisc.go.jp/security-site/news/ebook-handbook.html
・「サイバーセキュリティ2017(案)」に関する意見の募集について
 [2017/7/13]
http://www.nisc.go.jp/active/kihon/cyber-security2017.html
・サイバーセキュリティ戦略本部第14回会合の開催について[2017/7/13]
http://www.nisc.go.jp/conference/cs/index.html#cs14
・サイバーセキュリティ対策推進会議(CISO等連絡会議)(第13回)/
 各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議(第72回)合同会議/資料公開
 [2017/7/19]
http://www.nisc.go.jp/conference/cs/taisaku/index.html#ciso13
・DNSの世界的な運用変更に伴うキャッシュDNSサーバーの設定更新の必要性に
 ついて[2017/7/18]
http://www.nisc.go.jp/active/kihon/dns_taisaku.html

<総務省>

・世界的な不正プログラムの感染被害について(注意喚起)【更新】
 [2017/6/30]
http://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000266.html
・「サイバー攻撃(標的型攻撃)対策防御モデルの解説」の公表[2017/7/10]
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu03_02000125.html

<警察庁>

・LINEの不正利用に関する相談事例を追加しました[2017/6/30]
http://www.npa.go.jp/cybersafety/

<IPA>

・情報セキュリティ白書2017発行[2017/6/30]
https://www.ipa.go.jp/security/publications/hakusyo/2017.html
・「2016年度 中小企業における情報セキュリティ対策に関する実態調査」報
 告書について[2017/7/7]
http://www.ipa.go.jp/security/fy28/reports/sme/index.html
・「情報セキュリティ安心相談窓口」ポータルページをリニューアルしました! [2017/7/10]
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/index.html
・WannaCryptorの相談事例から学ぶ一般利用者が注意すべきセキュリティ環境
 [2017/7/13]
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20170713.html

<JPCERT/CC>

・インターネット経由の攻撃を受ける可能性のある PC やサーバに関する注意
 喚起[2017/6/28]
https://www.jpcert.or.jp/at/2017/at170023.html

<日本サイバー犯罪対策センター>

・グローバルIPアドレスを直接割り当てられたPCのセキュリティ対策について [2017/6/28]
https://www.jc3.or.jp/topics/gip_sec.html


【個人情報保護・マイナンバー制度】

<内閣府>

・マイナンバー制度における情報連携の試行運用開始について[2017/7/7]
http://www.cao.go.jp/bangouseido/case/individual/shikou.html
・マイナポータルの運用スケジュール[2017/7/7]
http://www.cao.go.jp/bangouseido/myna/index.html#mynaPortalUnyo

<総務省>

・公的個人認証サービス等を活用したICT利活用ワーキンググループ(第6回)
 配布資料[2017/7/5]
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/mynumber-card/02tsushin01_04000483.html
・個人番号カード・公的個人認証サービス等の利活用推進の在り方に関する懇
 談会(第6回)配付資料[2017/7/6]
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/mynumber-card/02tsushin01_04000484.html
・スマートフォン プライバシー イニシアティブIII(案)に対する意見募集
 の結果及びスマートフォン プライバシー アウトルックIVの公表[2017/7/10]
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_03000250.html

<日本工業標準調査会>

・JIS Q 15001「個人情報保護マネジメントシステム‐要求事項」意見受付公告
http://www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrOpinionReceptionNoticeList?show


【フィンテック】

<金融庁>

・[金融庁・オーストラリアASIC共同プレスリリース]日本及びオーストラリア
 間のフィンテックに係る協力枠組みの構築[2017/6/23]
http://www.fsa.go.jp/inter/etc/20170623.html


【人材育成】

<IPA>

・平成29年度春期情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)試験および情報処
 理技術者試験(応用情報技術者試験、高度試験)の合格者を発表[2017/6/21]
https://www.ipa.go.jp/about/press/20170621.html
・平成29年度秋期情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士(登録セキス
 ペ)試験受験申込みの受付を開始[2017/7/6]
https://www.ipa.go.jp/about/press/20170706.html


■ 海外トピックス━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥

各国のプライバシー保護/データ保護・セキュリティ・IoT・AI等に関する
ニュースを紹介します。
※詳細は、各海外ニュースサイトの原文をご確認ください。

【政策】

・規制当局、自動車メーカーのコネクティッドカーのプライバシーとセキュリ
 ティに関する構想
  連邦取引委員会(FTC)のオルフハウゼン委員長は、コネクテッドカーの
 プライバシーやデータセキュリティに関する政府による監督について、「謙
 虚に」ならなければならない、と発言した。道路交通安全局(NHTSA)と共
 催のワークショップでは、「FTC法の執行力を行使しつつ、NHTSAとの重複や
 衝突は避け、コネクティッドカーの開発を促進する一方で、消費者プライバ
 シーの保護とセキュリティ確保は、共通のゴールである」と述べた。NHTSAも
 同意し、政府と自動車業界がコネクテッドカーの脅威すべてに取り組むのは
 不可能であり、「自動車メーカーはいずれ脅威に対応する責任を負うべき」
 と加えた。一方、プライバシーの未来フォーラムのローレン・スミス政策弁
 護士は、すでに自動車業界団体と加盟メーカーが業界標準として2016年1月
 より実施している自動車テクノロジーとサービスに関するプライバシーの原
 則など、自主規制の努力について言及している。
Regulators, Carmakers Plot Road to Connected Car Privacy, Security
 [Bloomberg BNA/2017/6/29]
https://www.bna.com/regulators-carmakers-plot-n73014460960/


【法律・規制】

・韓国政府がAPECの越境プライバシールールシステムの参加を承認、5つめの
 参加国に
  韓国行政自治部と韓国放送通信委員会は6月12日、APEC越境プライバシー
 ルール(CBPR)システムへの参加を承認した。韓国はCBPRシステムへの参加
 の意向を本年1月に表明しており、米国、メキシコ、日本、カナダに次いで
 5カ国目の参加エコノミー(メンバー)となる。CPBRシステムは、国境を越
 えて個人情報を取り扱う企業が、APEC情報プライバシー原則に適合している
 ことを認証する制度。
 South Korea Joins the APEC Cross-Border Privacy Rules System
 [Hunton& Williams/2017/6/12]
https://www.huntonprivacyblog.com/2017/06/12/south-korea-joins-the-apec-cross-border-privacy-rules-system/#more-13178

・米司法省、犯罪における暗号使用への対応のため2,160万ドルの予算を要求
  米司法省は、操作において暗号化技術への対処のため2,160万ドルの予算
 を要求し、さらにローゼンシュタイン司法副長官が解読不可能な暗号は「捜
 査能力を著しく損なう」と発言した。プライバシー保護を推進するNPO
 「EPIC」は2016年に、FBIがアップルに容疑者のiPhoneの暗号解除を求めた
 裁判において、暗号技術は消費者を犯罪から守るためのものだと主張し、
 FBIの要請を退けるように求めている。
 DOJ Requests $21.6 million to Tackle Encryption[EPIC/2017/6/13]
https://epic.org/2017/06/doj-requests-216-million-to-ta.html

・FTCがプライバシー侵害でUberを捜査、CEO退任やグーグルとの裁判など課題
 山積
  米連邦取引委員会(FTC)が、Uberをプライバシー侵害の疑いで捜査して
 いるという。同社は以前から、Uberアプリから知り得た政治家やセレブの位
 置情報を不当に利用していた。またFTCはこれまでにも、プライバシーを脅
 かしたグーグルやフェイスブックなどのIT企業に対して厳しい措置を執って
 きている。Uberはそれだけでなく、セクハラ問題などのためにカラニック
 CEOが辞任したばかりであり、2月にはグーグルから企業秘密を盗用したとし
 て告訴されるなどトラブル続きであり、存続を危ぶむ声もある。
 Now the FTC wants a word with Uber[ars TECHNICA/2017/6/15]
https://arstechnica.com/tech-policy/2017/06/uber-now-faces-an-ftc-probe-too/

・英ICOが個人データへのアクセス規約を改定、管理者に拒否権を認める一方
 で適切なシステム整備を義務づける
  英情報コミッショナー事務所(ICO)は、データ管理者に対するデータ主
 体からのアクセス要求に関する規約を改定した。従来の規約では、データ主
 体からのアクセス要求に対して、実質的に管理者は拒否権を持たなかったが、
 改定版では過度な負担や追加費用を理由としたアクセス拒否を認めている。
 一方で、管理者に対して関連する個人データをすぐに特定し、抽出できるだ
 けでなく、第三者による編集も可能な情報管理システムを整備しなければな
 らないとしている。
 UK ICO Revises Subject Access Guidance Following Court Rulings
 [Hunton & Williams/2017/6/23]
https://www.huntonprivacyblog.com/2017/06/23/uk-ico-revises-subject-access-guidance-following-court-rulings/#more-13207

・欧州規制当局の独占企業(Google)についての見解は的外れ
  消費財の検索をした時にGoogleShoppingの結果を上位に表示することは、
 ユーザに他の製品(の購入を)強制していることから、Googleは独占企業で
 あるとし、欧州委員会はGoogleに対し24億ユーロの罰金を科した。欧州委員
 会はソフトウェアの抱合せは「独占」のアドバンテージになるとしている。
 記事では、物理的・法的な参入障壁がない市場ではシェアが大きいことが、
 必ずしも独占を意味するわけではなく、指摘したようなソフトウェアの抱き
 合わせがユーザに害を与えているならば、それは競合他社にとって有利なこ
 とになるだろうと説明している。加えて、規制当局の介入が無料のサービス
 と有料の製品購入を組みわせた競争のモデルを阻害していると述べている。
 European regulators have totally missed the point about Google and
 monopolies [CITYA.M/2017/6/28]
http://www.cityam.com/267439/european-regulators-have-totally-missed-point-google-and

・情報コミッショナー、ロイヤルフリー病院、そしてわれわれが学んだこと
  ディープマインド社は、ロイヤルフリーロンドン病院と共にモバイル技術
 を使って急性腎不全の検査結果を自動的に確認するアプリ「Streams」を開
 発、導入した。この試験的導入について、ICOによる調査の結果、患者のデ
 ータ使用に関する法的根拠が不確かだとし、同病院に対して改善要請を出し
 た。これを受けた同社は、透明性、監視、関与といった点で大幅な改善に取
 り組んでおり、将来的には当社の「検証可能なデータ監査」のようなプロ
 ジェクトに発展させたいと考えている。重要なのは、医療を改善する新しい
 刺激的な方法を探すことと、患者の期待に先立って行動することとの間には
 明確な境界線があり、技術だけが先走ってはならないということである。
 The Information Commissioner, the Royal Free, and what we’ve learned
 [DeepMind/2017/7/3]
https://deepmind.com/blog/ico-royal-free/


【裁判・判例】

・米最高裁、裁判での量刑判断における秘密アルゴリズムの使用を支持
  刑事裁判における量刑判断への秘密アルゴリズムの使用を支持した州裁判
 所の判決に対し、米最高裁判所は再検討を却下した。最高裁に対して申立て
 を行っていたルーミス氏は、裁判所が用いるリスク評価アルゴリズムは、適
 正な法手続きを受ける権利を侵害すると訴えていた。プライバシー保護を推
 進するNPOであるEPICは、これまでもアルゴリズムの透明性原則を確立する
 ためたびたび裁判を行ってきており、国土安全保障省との裁判では個人が犯
 罪を犯す可能性を判断する行動研究アルゴリズムに関する文書を入手してい
 る。
 Supreme Court Won't Review Ruling on Secretive Sentencing Algorithms
 [EPIC/2017/6/26]
https://epic.org/2017/06/supreme-court-wont-review-ruli.html


【業界動向】

・ITUとXPRIZEがAI国際会議を開く、AIと新興国や倫理規定、自主規制などに
 ついて議論
  国連の専門機関である国際電気通信連合(ITU)はXプライズ財団と共同で
 「The AI for Good Global Summit(よりよき世界のためのAIグローバルサ
 ミット)」を開催した。サミットにおいて、国連国際労働機関マクロ経済政
 策および雇用ユニットチーフのEkkhard Ernst氏は、新興国のAIインフラへ
 のアクセシビリティを訴えた。米国電気電子学会(IEEE)のKonstantinos
 Karachalios氏は、IEEEのAIに関する倫理規定について「より良い製品、よ
 り良いルールを世界中に提供できるように、自らを」教育するものだと語っ
 た。IBMでWatsonの研究を行うFrancesca Rossi氏はAIに関する各種問題に取
 り組む団体「パートナーシップ・オン・AI」について、「われわれの生活に
 おけるAIの無分別な利用」などお重要な問題について理解することが目的だ
 とした。
 Stakeholders Collectively Designing Future Of Artificial
 Intelligence[Intellectual Property Watch/2017/6/14]
https://www.ip-watch.org/2017/06/14/stakeholders-collectively-designing-future-artificial-intelligence/

・EEFがAI技術の進歩についての調査に着手、政策決定が必要なAI技術分野の
 把握が狙い
  テクノロジーに関する自由を推進するNPOであるELECTRONIC FRONTIER
 FOUNDATION(EFF)は、人工知能や機械学習がどれほど進歩したのかを判断
 する指標を定めるための調査を開始した。これによってEFFは、法的、政治
 的、安全技術面で政策でアプローチすべきAIの種類を把握することを目指
 す。機械学習の設計ミスは、プライバシー侵害や安全を脅かすため、リスク
 や問題が発生する前に準備する必要がある。そこで、AIについての情報を広
 く知らしめ、理解してもらえるようにする責任が、研究者、エンジニア、開
 発者にはある。
 Help EFF Track the Progress of AI and Machine Learning[ELECTRONIC
FRONTIER FOUNDATION/2017/6/20]
https://www.eff.org/deeplinks/2017/06/help-eff-track-progress-ai-and-machine-learning

・A&T、プライバシー保護の確約を求めるブロードバンド契約者への追加課金を
 再検討
  AT&Tのボブ・クイン上席副社長は、過去に反発を受けた同社の「データ収
 集および共有からのオプトアウトを有料にする条項」を復活させる可能性が
 あると述べた。AT&Tはタイム・ワーナー社買収の承認を得るために、規制当
 局への譲歩の手段として有料としたいプライバシー保護費を無料化した。し
 かし、トランプ政権下ではこの譲歩は不要と考え、同社はプライバシー確保
 のための課金を再び目論んでいる。プライバシー保護の有料サービスは、契
 約内容に応じて年間348ドルから800ドルがユーザに追加課金され、この追加
 料金を払っても、AT&Tにデータ収集を止めさせることはできず、ターゲット
 広告が表示されないようにオプトアウトできるだけだった。
 Privacy Online: AT&T To Charge Extra For Protections [International
 Business Times,2017/6/26]
http://www.ibtimes.com/privacy-online-att-charge-extra-protections-2557541?platform=hootsuite

・Amazonの新製品 Echo Showは問題を引き起こす危険性がある
  Amazonはカメラとタッチスクリーンが装備されたスマートスピーカーの
 Echo Showの販売を開始する。しかし、家の中に人工知能が制御するカメラ
があることで、プライバシー問題で厄介事を引き起こす危険性がある。高齢
 者層はプライバシーの侵害を気にする一方で、若い世代はメリットを得るた
 めならば喜んでリスクを冒す傾向にある。しかし、オリジナルのEchoよりも
 50ドル高いEcho Showは倹約傾向の若い世代に選ばれにくく、当初の販売は
 ゆっくりとしたものになるとみられる。実際、10月の価格を抑えたEcho Dot
 の発売以降、Amazonの顧客のEchoに対する認知度が33%から77%に上昇した。
 Amazon's New Echo Show Opens Can of Worms [The Street/2017/6/27]
https://www.thestreet.com/story/14199390/1/amazon-s-new-echo-show-opens-can-of-worms.html

・Google AI構想を発足。ロボットと人間は共存可能。
  Googleは、新興分野の進歩が人間に与える影響を考える、人工知能に関す
 る新たな構想を開始した。PAIR(People +AI Research/人間+AI研究)と名
 付けられたこのプログラムは、「人間のAIシステムとの関わり方の研究と再
 設計」をするものだ。このプロジェクトはハーバード大学やマサチューセッ
 ツ工科大学といったAIの権威との研究を通じ「コミュニティの形成や研究支
 援」も担う。目指すところはAIの「人間側」にフォーカスすることであり、
 ユーザとテクノロジーの関係、それが可能にする新たなアプリケーション、
 あまねく包括的にする方法といったことになる。
 Google launches AI initiative so robots and humans can coexist
 [Buziness Journal/2017/7/10]
https://www.bizjournals.com/sanjose/news/2017/07/10/google-launches-ai-initiative-so-robots-and-humans.html

・詮索せずに接続するAppleの差分プライバシー計画
  Appleは昨年、ユーザの行動を詮索することなく理解する製品を生み出す
 方法の解決するために、差分プライバシー技術を用いた大規模実験を開始し
 た。現在は、マイクロソフトやUberも実験を行っているこの技術は、分析対
 象データに測定可能な量の統計的ノイズを追加してデータをぼかす、という
 ものだ。たとえば「過去に凶悪犯罪を犯したことは?」という質問を「あな
 たは2月生まれですか?」といった統計的に回答率があるものと置き換える
 ことによって実行できる。こうすると、データ間につながりを見つけようと
 しても、ある人物がどの質問に答えたのか決して特定することはできない。
 この技術は、(プライバシーについての批判を受けながらも)技術的に先行
 するGoogleの人工知能への取組みに対抗する、Appleのカギでもある。同社
 は現在、Web閲覧とヘルスケア関連データ収集と分析を行うために、差分プ
 ライバシーの利用を拡大している。
 Google launches AI initiative so robots and humans can coexist
 [Buziness Journal/2017/7/10]
https://www.bizjournals.com/sanjose/news/2017/07/10/google-launches-ai-initiative-so-robots-and-humans.html


■ 編集後記━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…………………

 このたびの九州北部豪雨や各地で相次ぐ記録的大雨に被災された皆様にお見
 舞い申し上げます。
 関東は梅雨らしからぬ天候が続き、突然の夕立や大粒の雹が降った翌日に梅
 雨明けとなりました。この時期に降雨量が少なかった影響で荒川水系では水
 不足による取水制限が提示されるなど、日本各地で異常気象の影響を受けて
 います。
 天気予報は膨大な気象データの解析結果を基に、気象予報士の経験と知識に
 より予測が立てられる、とのことです。AI技術の発達により、多種多様で膨
 大な量のデータが蓄積され、高精度の結果が出されれば、気象予報士の経験
 値との組み合わせにより、より正確な予報を出すことができるでしょう。そ
 してその予測が自然災害への予防措置につながる日が早く来ることが望まれ
 ます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

次号(第162号)は、2017年8月25日(金)発行予定です。

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