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広がるEDI
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EDIの歴史
磁気テープやフロッピーディスクなどによる情報交換はコンピュータの利用の初期(1960年代)から行われていましたが、通信を利用したEDIは、データ通信技術の発展とともに1970年代から徐々に使われ始め、1985年の通信の自由化(電気通信事業法の施行)以後急速に進展しました。1988年ごろから標準に準拠したEDIが開発され、1995年以降はインターネットとパソコンの普及によりEDIがさらに容易に実現できるようになりました。

EDIの現状
大企業のEDI化は進んでいます
- 流通業で約5万社(JCA方式が中心)、製造業・サービス業で約2万社(CII方式中心)がEDIを導入しています。
- EDI実態調査(JEDIC)では、売上高100億超の企業は80%以上がEDIを実施しています。
- 大手電子機器メーカでは部品調達額の90%以上がEDIで取引している実績があります。
一方で中小企業のEDI化は遅れているのが実情です
- 中小企業IT/EC実態調査(ECOM)では、取引先数でみるとEDIを実施しているのは4%台です。
- さらにEDI化以前に、企業内の情報化の遅れも深刻でEDI導入のネックになっています。
EDIの実施率と取引高
表より、売り上げ高50億円を越えるとEDI実施率は80%を超えることが読み取れます。
| 資本金 | 電子データ交換を 行っている |
電子データ交換を 行っていない |
|
|---|---|---|---|
| 1億円以下 | 50.00% | 50.00% | EDIがやりにくい取引規模 |
| ~5億円以下 | 31.80% | 68.20% | |
| ~10億円以下 | 45.80% | 54.20% | |
| ~50億円以下 | 63.70% | 36.30% | |
| ~100億円以下 | 85.40% | 14.60% | EDIがやりやすい取引規模 |
| ~500億円以下 | 90.20% | 9.80% | |
| ~1,000億円以下 | 87.20% | 12.80% | |
| ~5,000億円以下 | 94.30% | 5.70% | |
| ~1兆円以下 | 85.70% | 14.30% | |
| 1兆円超 | 94.40% | 5.60% | |
| 無回答 | 57.10% | 42.90% | |
| 合計 | 78.00% | 22.00% |
2004年EDI実態調査(JEDIC)より
もっと広がるEDI
企業が協業(コラボレーション)する必要のある分野全てでEDIが利用されます。

EDIが役立つ分野はB2Bに限りません。いかなる分野で使うにしても、共通の技術基盤を使うことで、EDIのメリットが受けられます。

EDIの主流はインターネットへ
2002年以降EDIに使用される通信回線としてはインターネットが第一位になっています。
この傾向は今後ますます加速するものと見られます。インターネットを使用することにより、EDIの通信にかかるコストは大幅に低減し、より広い業務分野でのEDIの利用、中小企業でのEDIの導入が促進できるものと期待されています。

